SVAスタッフ日記-ラオス-

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こんなにたくさんの人はいったいどこか来たの?

2006年5月31日

ラオス事務所 高橋久夫

 10月8日、ボートレースが開かれたこの日はメコン川に沿った通りは大勢の人で埋め尽くされました。普段は、喧騒とは無縁なヴィエンチャンですが、この日ばかりは車を締め出した道の両側には、
前日から飲食物、衣服、日用品を売る数百軒の出店が並び、特設の遊園地まで出現、田舎からも大勢の若者が出てきて、まるで明治神宮の初詣の有様でした。
 ボートは50人ほどが漕ぐ大きなもので、終日各地区、村から出場した舟が二艇づつマッチレースを行っていました。
 雨上がりのぬかるんだ川岸で、大勢の人を掻き分け、頭越しにレースを観戦するのは至難の業です。しかし周りを見ると、ほとんどの人は、ボートレースを観戦するよりは、ラオスには珍しいこの人込みと喧騒の中のそぞろ歩きを楽しんでいるようでした。
 
 この行事は、僧が寺にこもり外出を控える「雨安居」が明ける日に合わせ、川を司る竜神にお願い事をする宗教行事に由来するそうです。町の各所では、喧騒とは無縁に、家の前にたくさんの蝋燭を
点して家族で静かにお祈りをする姿が見受けられました。
 
 ラオスはそろそろ雨期明けで、収穫の季節が始まりました。
一年で一番心踊る季節なのかもしれません。
ヴィエンチャンでは来月にはタート・ルアン祭りも開かれます。



川沿いファーグム通り

川に流すロウソクを準備する家族

各家では龍を模した台を作る

イルミネーションに飾られた山車の舟

雨期の増水したメコン川の流れにのって

雨は友だち!

2006年5月31日

ラオス事務所 高橋久夫

この2週間、これまでの猛暑が嘘のような曇り空が続き、朝晩、時には日中も雨が降るようになりました。いよいよ雨期の到来です。シトシトの雨もありますが、叩き付けるように猛烈な勢いで降る雨には圧倒されます。

そんな雨も、ラオスの子どもたちにとっては時には格好の遊び道具にもなります。一個のボールを追って水溜りに滑り込んだり、寝そべったり。洋服もずぶぬれで雨と戯れるのを体中で楽しんでいます。弾んでいる子どもたちを見守る大人たちも、うれしそうです。子どもたちは1時間近くも遊んでいました。

「子どもの仕事は遊ぶこと!」という言葉を思い出しました。
日本ではもう死語でしょうか。でも、ここラオスではしっかりと生きています。

(写真はいずれも、ボリカムサイ県ナムチン小学校にて)



お坊さんは、開館時間が待ちきれない

2006年5月31日

ラオス事務所 高橋久夫

SVA事務所の一階には、5年前から『青少年図書室』が開館しています。隣の『子ども図書室』は1992年開始ですから、それに較べるとこれは大分新しいものです。青少年図書室は小さなスペースですが、しかし昨年の利用者は延べ16,000人とラオスではトップクラス。
多くの利用者の中でもよく目にするのがお坊さんです。ビエンチャン市内の各お寺から集まってきます。その一人、ウェハーさん(22才)に話を聞いてみました。
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 「2年前からシーサケット寺で修行していますが、この図書館のことは友人から聞きました。以来、週に2~3日は通っています。同じお寺からも半分以上の僧がここに来ています。私は、今はオントゥー寺にあるサンガー・カレッジにも通学していますが、カレッジの図書室には宗教書しかないので、この図書館はよく利用しています」
 「私の一番好きな本はラオスの歴史についての本です。他には文学書や英文法についても読みます。タイ語の本も読むことができますが、やはりラオス語で書かれているものがいいです」 
 「私は中部のサワンナケート県の生まれで、高校を卒業して今のお寺に来ました。高校には図書室はありましたが、本はほとんどなく、本を読む機会はありませんでした」
 「本を読むことで、新しい考えや知識を身につけることができます。あと2年でカレッジを卒業したらサワンナケートに帰って、中学か高校の先生をしたいと思っています。故郷には、父母と5人の兄弟姉妹が待っていますから」
 「この図書館ももっと本を増やして欲しいです。そして、いつも人で一杯なのでもっと部屋を広くして欲しい。インターネットも見られるとうれしい」
(インタビュー:図書館担当ウィラスック)



青少年図書館入り口(右は子ども図書館)



ウェハーさん(手にはラオスの歴史書)

「サバイディー・ピーマイ!!」新年おめでとうございます

2006年4月13日

ラオス事務所 高橋久夫

 明日から、ラオス正月、ピーマイが始まります。すでに、猛暑をものともせず、にぎやかなお祝いが今週に入って各家庭、各職場で親戚、近隣、友人を招いて盛大に、あちこちで繰り広げられています。

 SVAでも、昨日はお坊さんを招いての儀式。そして今日は駐車場にテントを張って、関係者を招いて盛大にお祝いの会が催されています。
 集まったのは総勢50人以上、10時半過ぎに始まったバーシーの儀式。そしてそれに続く、唄、踊りのお祝いの会が3時の今も延々続いています。
 
 各自の手首にお祈りを受けた木綿の糸を結び合って、新年の幸福を祈る厳かなバーシーの儀式で静かに始まったお祝いの会ですが、食事とお酒が入るにしたがってあっという間に盛り上がりました。
 さらに、盛り上げるのは水掛です。日本では、「水を掛ける!」という言葉は「熱を冷ます!」という意味で使われますが、ここでは水を掛けることで一層盛り上がっていきます。コップよりも、バケツの方が、ホースの方がより盛り上がります。
 猛暑故か、ラオスの人々の新年を祝う気持ちの故か、水を掛けられほどに楽しくなるから不思議なものです。
 
 SVAのスタッフは、日ごろから図書館活動でパフォーマンスを鍛えられ、座の盛り上げ方はプロの腕前です。それに歌のお兄さんーソムサックさんも加わって、お祝いは一層盛り上がっています。
 歌の次に踊り、そしてまた歌、踊り・・・と延々と続きます。
そして、その合間に熱気と酔いを盛り上げるかのように水が掛けられていきます。全員ずぶぬれ。
 さらに、タルカムパウダーが振り掛けられ、顔や頭に塗り付けあっています。
 さて、この宴会は何時まで続くのでしょうか・・・
   
ラオスの人々の新年を祝う気持ちが、皆さまに届きますように!
そして、新しい年が世界の人々にとって平和で安全な社会に一歩でも
近づきますように祈ります。


お坊さんが9人もいらっしゃいました

今回は身内だけですが、それでも各自10本以上も結ばれています

スローなリズムが病みつきに

子どもはうれしい!(おとなも)

初めはコップで、結局はパンツまでびっしょり

伝統の踊りの中にはテンポの速い曲も

おなじみの移動図書館車

2006年2月22日

ラオス事務所 高橋久夫

おなじみの移動図書館車、土曜日の今日はお祭りの縁日が沢山出ているヴィエンチャン/タートルアン広場で、店開きです。
今日の開店時間は夕方5時半から8時まで。車には2千冊の本が積んであります。

1、準備が始まるとすぐさま子どもが駆けつけます。大混雑の大広場の中でどうして見つけたのでしょうか?


2、仮設の蛍光灯の下で、三々五々、ゴザの上で思い思いに本を読んでいた子どもたちも、読み聞かせにはさらに目を輝かせていました。


3、縁日のついでに来た親子連れ。お父さんと子どもたちの親密な時間が流れていました。