SVAアフガニスタン事務所活動報告

新着記事
ワヒドスタッフ英国で研修開始

2006年12月5日

 ワヒドスタッフが11月27日より英国East Anglia大学にて、1ヶ月に及びNGOマネージメント研修に参加している。
出発直前に軽度のぎっくり腰に見舞われた上、フライトの遅延、22時間の旅のあと無事に大学に到着した。受け入れ担当者いわく”チャーミング”で”コミット”(責任感がある)している人。まずまずのスタートであるが、約15年ぶりに”学校”に戻ったワヒドは疲れも忘れて20時にまで及ぶ講義を楽しく受けているようだ。

「将来の夢」

2006年7月30日

アフガニスタン事務所 山本英里

 こどもの日(本当は6月)を記念して、子ども図書館の子ども達が将来の夢と希望の手を作成した。女の子80名、男の子90名が参加したこのイベントでは、それぞれが白い布に描かれた未来へ出発する列車へ、夢を刻んだ。カイス君(8歳)は図書館教員、サリムシャー君(12歳)はエンジニア、ヤシム君(11歳)は、ジャーナリスト、サブリアちゃん(6歳)は小説家、マラレイちゃん(10歳)は警察官・・などなど。以前は、医者やエンジニアや教員といった限られた職業が多かった中で、なりたい職業が増えたのは、子ども達の世界も少しずつ広がっているのかもしれないと思った。


9月27日に行われたモデル学校図書室開設式

2006年9月30日

アフガニスタン事務所 山本英里

 完成後、開設式の日程が合わず、延ばし延ばしになっていたジャララバード市タジロバウィ小学校でのモデル図書室開設式を行った。出版委員会にも属し下さっているアラウディン氏の発案で、小学校内に併設ししているナンガハール州教員養成学部内の一角に図書室を設け、子ども達に開放しようということになった。教員養成大学に通う学生達へ図書館活動の紹介にもなる。
 当日は、ナンガハール州大学学長、教員養成大学部学部長、教員養成大学大学各科長ら及びタジロバウィ小学校の教員らが列席してくださった。この小さなスタートをアフガニスタンへの未来へつなげたいと当日は、SVAの子ども図書館の子どもらが思いの詩声が会場に響き渡った。学長も読書は習慣であり、世界を広げると読書の推進をスピーチで説き、自らの著書を寄贈くださった。


参加した子ども図書館の子ども達による詩の披露

図書室を見学する参加者ら

9.11に行われた竣工式

2006年9月27日

アフガニスタン事務所 山本英里

「9.11じゃないですか。」そうスタッフに言われるまで気づかなかったが、この日がSVAアフガニスタン事務所の学校建設事業、記念すべき10校目の竣工式の日となった。9・11から早くも5年。バンコクでテレビ映像で飛行機がツインタワーに追突するのを見た日から5年後にこうしてアフガニスタンの山奥で竣工式に参加しているとは想像もつかなかった。

9.11や偶然重なったカルザイ大統領の訪問などで、治安の不安も懸念されたが、マリック一同より治安は必ず保障するから予定通り行ってほしいとのこと。当日は、在アフガニスタン大使館より公使一行及び島根県アフガン寺子屋プロジェクト渡部代表及びご子息を向かえ、晴天下での竣工式となった。その他地域住民代表約40名に加え、州経済局局長、教育局局長、ユニセフ代表、郡庁長、ACBAR代表など多方面から参加していただいた思い出深い竣工式となった。


ドダラク村マリック(左から2番目)、教育局長(左から3番目)、在アフガニスタン
日本大使館有吉公使(中央)、SVA伊藤丈二所長(右から2番目)


アフガン寺子屋プロジェクト渡部代表及びご子息大流氏(中央2名)


式に参加する子ども達


パシャィの踊り、最初はゆっくり、だんだん激しくなる


これまでの10校の中でも、山岳地域であるダライヌール郡の車で行ける最北端での建設事業はかなり難関であったが、無事に完成を迎えて感慨深いものがあった。竣工式の最後には、マリックが貧しい村で、参加者にお土産を渡すことはできないが、贈り物としてアタン(伝統踊り)を紹介したいとして、住民が踊ってくださった。どうか、この平和が継続しますように、ただ祈念する。


踊りに参加するアフガン人スタッフ及び島根より参加した大流さん。

コット郡ザルバチャ村ザルバチャ小学校校舎完成!

2006年7月9日

アフガニスタン事務所 山本英里

 2005年9月より着工した13教室の学校校舎が予定より2ヶ月程遅延しようやく完成した。ザルバチャ村は2002年以降多くの帰還難民が見られたものの、干ばつがひどく水を求めて他地域へと移住してしまった。そのため、昨年まで856名近くの児童生徒が650名近くまで減少した。しかし、2005年度後半にかけて、用水路の整備や道路整備が急速に行われ、診療所も新設予定だという。今回の学校新校舎も含め、ザルバチャ村で暮らしていきたいと願う人々の大きな希望となっている。
 現在夏休みの小学校は9月初旬に開校する。新学期にあたって大きなプレゼントとなることだろう。

ザルバチャ小学校全景