2006年9月27日
アフガニスタン事務所 山本英里
「9.11じゃないですか。」そうスタッフに言われるまで気づかなかったが、この日がSVAアフガニスタン事務所の学校建設事業、記念すべき10校目の竣工式の日となった。9・11から早くも5年。バンコクでテレビ映像で飛行機がツインタワーに追突するのを見た日から5年後にこうしてアフガニスタンの山奥で竣工式に参加しているとは想像もつかなかった。
9.11や偶然重なったカルザイ大統領の訪問などで、治安の不安も懸念されたが、マリック一同より治安は必ず保障するから予定通り行ってほしいとのこと。当日は、在アフガニスタン大使館より公使一行及び島根県アフガン寺子屋プロジェクト渡部代表及びご子息を向かえ、晴天下での竣工式となった。その他地域住民代表約40名に加え、州経済局局長、教育局局長、ユニセフ代表、郡庁長、ACBAR代表など多方面から参加していただいた思い出深い竣工式となった。

ドダラク村マリック(左から2番目)、教育局長(左から3番目)、在アフガニスタン
日本大使館有吉公使(中央)、SVA伊藤丈二所長(右から2番目)

アフガン寺子屋プロジェクト渡部代表及びご子息大流氏(中央2名)

式に参加する子ども達

パシャィの踊り、最初はゆっくり、だんだん激しくなる
これまでの10校の中でも、山岳地域であるダライヌール郡の車で行ける最北端での建設事業はかなり難関であったが、無事に完成を迎えて感慨深いものがあった。竣工式の最後には、マリックが貧しい村で、参加者にお土産を渡すことはできないが、贈り物としてアタン(伝統踊り)を紹介したいとして、住民が踊ってくださった。どうか、この平和が継続しますように、ただ祈念する。

踊りに参加するアフガン人スタッフ及び島根より参加した大流さん。